5 Starsに魅せられて

今ではスキップ9分

A.B.C-Z結成10周年おめでとう

  A.B.C-Z結成10周年の、まさに記念の今日の日に発売されたニューシングル『JOYしたいキモチ』、、。カップリングや特典映像含め、本当にいろんな想いがこもっていてとてもハッピーハッピーな作品ですね! ひとまず簡単に綴ります!

 

 

 

  〜『JOYしたいキモチ』〜 

  7月某日に突如飛び込んできたビッグニュース、、、 A.B.C-Zアミューズメント施設ジョイポリスとのコラボ決定!!! 

  本っっっ当に嬉しかった...!!!!!

  待ちに待ったタイアップ先が遊園地という、なんともA.B.C-Zにぴったりすぎるサプライズ。

  早速向かったジョイポリスで初めて聴いた『JOYしたいキモチ』は映像の5人の笑顔が眩しくて本当に可愛くてすっっっごくワクワクしましたー!!!

   、、、とか言いながら、やっぱりいざアミューズメントパークのショウを担うキラキラアイドルのA.B.C-Zを観ていたら視界が霞んできましたよね〜...。本当にカッコよかった!本当におめでとう! 初タイアップも、結成10周年も、ニューシングルリリースも...!!!

 

 

  〜『光』〜 

  戸塚祥太くんが作詞ということでリリース前から期待してたこの曲、、まずは音源を聴く前にこの曲の歌詞を読むことにしました。独特の “らしい” 言葉を目にして、改めて戸塚くんという人間の根幹を見せてもらった気がして、とにかくすごく穏やか、、というか清らかな気分になりました。

  ただ、実際に曲を聴いた時には本当にびっくり! いや、、分からないですけど、、制作順序としては曲先だったかもしれないですけど、、でも私は詩だけのイメージではしっとりした美しいバラード曲かと思っていたので、あんなにもピースフルでハートウォーミングなメロディーだとは思っておらず、すっごくいい意味でショッキングでした。A.B.C-Zでああいうテイストの曲って初めてじゃないですかね?? 5人の優しい歌声が本当に心地いいです...!!!すきっ!!!!!

  アコギやシンプルなビートで感情にはすごく伝わってくるけど、でも大げさに湿っぽくならない感じ (いや、初めて聴いた時はどうしてもこらえきれなかったんですけど...)、、、常に優しくあたたかい笑顔で歌っている5人が想像できるから、本当に演出なしの照れちゃうぐらいまっすぐな本音が伝わってくるように感じました。

  特に私的には2番のAメロが心に込み上げてきたりもして...。 バックのあの声も含め、個人的『ポリンとトラン』*1の解釈とリンクしまして。 「過去でもなければ、ましてや未来でもない、今、“本当の” 今の積み重ねでしかない」というメッセージも感じて、心に沁みましたね。距離という概念もA.B.C-Zには関係ないのかも。それを超える想いがあるから。

 

 

  EDMっぽいのにメロディーはなんだか懐かしさも感じるような安心感、、レトロ斬新可愛さとアツい歌詞が眩しい『パイアール。』(この曲もすっごく好き!!)、10年を経たオトナな一面をしっかり見せてくれる『ワンナイト・ロマンス』もA.B.C-Zらしくて素敵ですよね!

 

 

 

  なんか、全然ちゃんとしたこと言えてないしまとまってないんですけど、、、でもこれだけは本当に言いたい。 

 

 

  結成10周年おめでとう! いつもありがとうA.B.C-Z! これからもみんな一緒に歩んでいきたいな! よろしく〜☆☆☆☆☆☆ 

 

 

*1:戸塚祥太さんのお友達でもある伝田伝助さんの1999年の短編作品。2016年秋に電子書籍化された。←※全てジャニーズweb内でのフィクションのお話

ねぇ、ちょっとおかしなこと言ってもいい?

  A.B.C-Zのニューシングル『JOYしたいキモチ』と、昨年の舞台『ABC座2017』の映像作品がリリースされるし、、

  村上くんの10年続けた一人舞台『If or ...』の映像作品の予約が遂に開始されたし、、、

  これから楽しくて嬉しくてハッピーな日々が続くので、ここでひとつ、今のキモチをこの場に綴ってもいいでしょうか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

  バスブロ、本当に悔しいです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  、、、一ヶ月ぐらい前だったかの職場にて、先輩方からヒプノシスマイク』という巷ですごく流行っている “ラップ×2次元” のコンテンツがあるという話を聞きました。

 

  村上信五さんにそっくりな世界のラッパーKINGさんの存在とか、、関ジャムのすっごく興味深かったラップ回とか、、DISCOTHEQUEでのめちゃめちゃカッコよかったいつかさんとか、、これまた面白かったえびちゃんズーでのラップ回とかとか、、、

  そんな諸々の影響で日頃から「ラップをもっと知ってみたい!」という興味はあったので、その時にもちょっと心がひかれた私。

  ただ、全くもって未知の2次元界隈ということもあり、すぐには飛び込めずにおりました。

 

  でも、そんなある日、朝の情報番組で組まれていた『ヒプノシスマイク特集』をたまたま目にし、今までは未知だった世界の片鱗をわずかながらでも覗いてみたことで、またちょっと興味が強くなりまして、、、。

  なんだかんだその後もしばらく潜伏期間を経ていたのですが、、遂に先週、思い立って観てみました公式動画。

 

→  ヒプノシスマイク Division All Stars「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-」 - YouTube

 

→  ヒプノシスマイク Division All Stars「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Music Video - YouTube 

 

 

  なにこれほんかくてきすぎめっちゃかこよいわたしこれすきなやつーーーーー\(^o^)/!!!!!

 

  見事に即入沼。いやだってこれ、ジャニオタ絶対好きなやつじゃん。

 

 

  そーと決まりゃあ持ち前のオタク気質で怒涛のディグディグディグディグだぜーーー!!!

  ってことでまずは公式動画の大盤振る舞いに衝撃を受けながら曲を聴き漁って各ディビジョン(各チームの意。イケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュクの4チーム)の色を探る探る探る探る。これまたどこもめっっっちゃカッコいい...!!!!みんな違ってみんなイイ!!!! 強いて言えば、この時点ではヨコハマのMAD TRIGGER CREWが一番気になったかな〜。

 

  ほいでお次は 「普段アニメは全く見ていないのに大丈夫かな...??」と思っていたドラマトラック、、、で す が !

  「ん?? あぁ〜! なんだあれね、『A.B.C-Z今夜はJ's倶楽部』のラジオドラマじゃ〜ん!知ってる知ってるこの感じ〜!斉藤壮馬きゅん、その節は大変お世話になりましたー!!*1

  、、、ってな感じで独特の設定&世界観も難なくエンジョイ!程なくしんどい...。。  (このドラマトラック、ギュンギュンにオタク向けに作ってるからまじ頭抱えます。ここについては追々機会があれば...)

 

  そんな興味深々、準備万端な状態で遂に!このヒプマイ沼を教えてくれた先輩に各CDをフルで聴かせてもらったのですが、、、公式の動画が「これいいの!?」ってぐらいのボリュームだったので、まぁそこまで真新しい発見は無いんだろうな〜とか思っていたのですが、、、とんでもない!!! その先にはまだまだ広くて深い沼がしっっっかり存在していたし、遂に私はいわゆる “推し” に出会ってしまったのでした。

 

 

ヒプノシスマイク -Buster Bros!!! Generation-


→  CHARACTER|男性声優キャララップバトル『ヒプノシスマイク』オフィシャルサイト

  イケブクロ・ディビジョン代表、Buster Bros!!!の山田二郎くん、キャップの彼です。山田三兄弟の次男坊、17歳、高校生です。

 

                 まいったネ\(^o^)/

 

  今までJr.だって20歳超えてないと応援しづらいと思っていたのに。

 

 

  ちなみに第一印象では、、、

ヒプノシスマイク -BAYSIDE M.T.C- 

→  CHARACTER|男性声優キャララップバトル『ヒプノシスマイク』オフィシャルサイト

  ヨコハマ・ディビジョン代表、MAD TRIGGER CREWの右端の元海軍、毒島メイソン理鶯さんが好きでした。

 

  私、めちゃめちゃステレオタイプなんで前衛的なのよりは安定的なかっこよさに落ち着きます。 だって山田三兄弟、全員目の色が左右で違うから怖いんだもん!!!特に二郎は顔が怖い!!!(第一印象の話です。今ではかわいいかわいい二郎ちゃん♡です)

  

 

  それなのにじゃあなぜ二郎推しになったかというと、、、

  二郎のソロ曲がどストライクすぎました!!!!!

→  ヒプノシスマイク「Buster Bros!!! Generation / イケブクロ・ディビジョン Buster Bros!!!」Trailer - YouTube 

 

  正直、このトレーラーでは上手に繋ぎすぎているからか、そこまで二郎の曲『センセンフコク』の印象が残らなかったんですけど、CDでフルで聴いたらこれがめっっっちゃめちゃ大好物でした。 ザ・ミクスチャーって感じ。もうね、イントロで「!?!?!?」ってなりました。

  いやいやいやいや!!!!!こんな曲だったなんて聞いてない!!!!!スクラッチ最高じゃん.....。からの、エモエモギターのAメロ、ガッシガシドラムのBメロ、ブリッブリベースのサビ、もはや新鮮味さえ感じそうなテッパンギターソロ(とは?)、緩急完璧Cメロ(やだなに二郎くんかっこいい...)、そして爆発する大サビ...、後半〜アウトロも暴れ散らしてく感じ最っっっ高.....!!! 

  そんな曲です。しかもそんな曲にこれまた二郎のギラギラした声とフロウがとんでもなく合ってるんですよ〜〜〜!!! 

  好 き . . . ! ! !

 

  

  、、、ってなってくるともはや二郎中心に世界は回り始めます。二郎の不器用だけど真っ直ぐなとことかもーーーたまらないんですよね!

  許せねーことにはギャンギャンに噛みつくクセに見事カウンター喰らっちゃうし、期待通りちょっとおバカさんで可愛いし、直前にならないとお出かけの準備ができないところには親近感しかないんですよ。

  な の に ! ! !

  はい、もう一度出します。オフィシャルのキャラクターページ。最後までよく読んでください。 

→  CHARACTER|男性声優キャララップバトル『ヒプノシスマイク』オフィシャルサイト

喧嘩に強く、イケブクロ・ディビジョンの顔役 。

  え??? 顔役??? どういうこと!?!? 

  高校生なのに?? 17歳なのに?? 

 

  ちょうかっこよくない???

 

 

  、、、はい。こうして二郎推しおばさんが誕生しました。

 

 

 

 

 

 

  さて、ここまでは前置きです。長かったですね。お疲れ様です。

 

  そして上記で述べたイケブクロ、ヨコハマの他に、、、

 

  人気TOP2を擁する(らしい)シンジュク・ディビジョンの麻天狼

ヒプノシスマイク 麻天狼-音韻臨床-

 

 

  斉藤壮馬きゅんが声を担当するキャラがいるシブヤ・ディビジョンのFling Posse

ヒプノシスマイク Fling Posse -F.P.S.M-

 

 

  がありまして、その各ディビジョンのCDが順次出揃ってからは下記の、

 

 

  『Buster Bros!!! VS MAD TRIGGER CREW』 版と、、、

ヒプノシスマイク Buster Bros!!! VS MAD TRIGGER CREW

 

 

  『Fling Posse VS 麻天狼』版のバトルCDが出まして、、、

ヒプノシスマイク Fling Posse VS 麻天狼

 

  これまた、まさに2つのディビジョンがラップバトルしているトラックと、それぞれのディビジョンのテーマ的トラックと、それぞれがバトル会場に向かうまでのドラマトラック、そしてバトル前夜の様子のドラマトラックが入っていて、聴きごたえ超十分な満足度なんです!

 

 

  そしてですね、バチバチやってこそのラップなのでそのCDの中にバトルカードなるものが入っていまして、それで好きなディビジョンに投票できるというでけえ悶着が開催されていまして、、、おとといの日曜、声優さんたちが揃ったヒプマイの2nd LIVEで遂にその結果発表があったのですが、、、勝者はヨコハマM.T.Cとシンジュク麻天狼だったんです。 

 

 

 

 

 

  泣いた。 

 

  お家でレポ見てたら悔しすぎて泣いた。

 

 

 

  ただ正直なにが悔しいって、「二郎大好き!三兄弟最強!バスブロ最高!」とか沸いてるくせに、実際に私はただの一票も入れていないという事実に対してなんです。全くもってイケブクロの力になっていないということに対して。本っっっ当に情けない。

 

  ここまでベラベラ語ってはいますが、正直まだまだまだまだ彼らの魅力は語り尽くせてはいなくて、、日に日に作品に対する思いが募っていってるクセに、、日に日に中の方たちに対する思いが募っていってるクセに、、結局私は彼らの勝利のためには一歩も動いていなかったんです。

 

  いや、、それで悔しがるとかマジ笑わせんなだよ...。

 

 

  改めて思い知りました。

 

  対価を払わないオタクに用はねぇ。

 

  確かに初めてヒプマイの曲を聞き始めたのは投票締め切りの前日だったけど、、タイミングが遅かったということもあるけど、そんなの関係ない。自分自身の圧倒的敗北にようやく固めたこの決意。

 

  実際ヒプマイのこの先がどうなるのか素人初心者の私には分からないけど、、、

  ジャニーズだけじゃなくてヒプマイにだって私のオタク魂ぶち込めてやんよ!!!

  (※推しが推しなのでクチが悪くなっています) 

 

  ひとまず、Final Battleでは浅沼さんの思いを受け、全力でハマを推す。

  ...でもバスブロもポッセもまだなんかあると信じてる。信じたい...!

 

 

 

  、、、とまぁ、私奴のようなしがないオタク含め、こんなに巷を熱くさせるような完成度の高すぎるラップを披露している声優さんたち、カッコいいのにちゃんと作品の世界観を汲んだ楽曲を生み出すラッパーさんたち、オタクを翻弄しまくる(←褒めてる)企画営業制作さんたち(特に映像が好き!)は本当にすごいと思います!

  そして! 二郎推しとしてもやっぱり声高に言いたいのが、一郎のCV. 木村昴さんについて。元々ヒップホップが大好きということで他の声優さんたちにラップを教えながら、持ち前の明るさでオタクを煽りながら、2次元的にも3次元的にもこのヒプマイというコンテンツを盛り上げ引っ張ってきたという木村昴さんは本っっっ当にかっこいいっす!!!兄ちゃんはマジでNo.1だぜ〜!!!(泣)

 

  、、、うん、ここからっすよね。よろしくお願いします!

 

 

 

  そんな感じが今の心境です。ほんの少しだけどここに吐き出すことができてスッキリしました。駄文長文失礼しました。ご静聴ありがとうございます。

 

  自分でもこの全てがこの一週間の出来事ってことが頭おかしいと思うんですけどね、、、でも、、、「そういうの大好きだ」なんです....。性格だから仕方ない!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  さて!!! そんなこんなで、、、

  それでは今からはA.B.C-Zモード全開で、『JOYしたいキモチ』と『ジャニーズ伝説2017』買いに行ってきます!!!!!☆☆☆☆☆☆ (私って人間はつくづくミーハー...)

 

  言っとくけど、私がヒプマイにハマるきっかけって結構A.B.C-Zが作ってんだかんな!

 

 

 

 

*1:以前、A.B.C-Zのレギュラーラジオ『A.B.C-Z 今夜はJ's倶楽部』に斉藤壮馬くんがゲストで来てくれたことがありました

いつでも本気がいっぱい

  先日、ふぉ〜ゆ〜主演の『年中無休!』を観てきました。あの古道具屋での日常を切り取った作品を観ながら私は、「なんか、、生きるのも悪くないな〜・:*+.」という思いで心がほっこりあたたかくなりました。

 

 

 

  むかーし足立区に住んでいた、かつ北千住で働いたこともある身としては、「あのふぉ〜ゆ〜が北千住に!?!?」という衝撃が強かった情報解禁日...!それからずっとこの舞台を心待ちに。

 

  、、、いや 

  正直言うと、「あの日比谷、銀座(新橋)の常連ふぉ〜ゆ〜様が北千住に??どうしよう>< (何がかは分からないけど)大丈夫かな...」と、都心ではない劇場で本公演をしてくれることに無駄に心配になったりしていました。(全然地元でもないのに...笑)

  それに「伝説の劇団と言われているカクスコさんの名作を再演だなんて、、そんな趣深く、通好みそうな作品をちゃんと楽しめるのかしら...」という不安も。。

  でも、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

  観劇前の私まじ馬鹿言ってる!!!! めちゃめちゃ楽しかったし、めちゃめちゃ下町の兄ちゃんらがふぉ〜ゆ〜にはまっていた〜!!!!

 

 

  ふぉ〜ゆ〜のあの4人だからこそ、下町の古道具屋で働くフツーの男たちの日常が活き活きとしていて、確かにそこにはちょーテキトーな社長と、超真面目な先輩という両極端なおじさんもいるからこその空気があって、みんなが一緒になって、本気でふざけて仕事してるし、寒いくらい本気でカッコつけてるし、本気でしょうもないことでケンカしてるし、本気も本気で女のことばっかり考えてたり、、年中無休、365日、いつでも本気で生きているかっこよさを見せられて、なんだかすごく日常の楽しさに心が温かくなって劇場を後にすることができました!

  それは、演劇を観る度に「あー、なんて人生は複雑で厄介なんだ...!もう生きるのやんなっちゃう...」と思いがちな私(実はスーパーネガティブ)にとって、本当に稀なことであって、素晴らしくありがたい出来事だったのです...!あんな風に簡単にいざこざ言い合いできるのって、本気でぶつかってるからなんだろうな〜って、、本気でぶつかるからこそ、すぐ何事もなかったように普通の関係性に戻れるんだろうな〜って羨ましくなりました。

  ふぉ〜ゆ〜さん、大高さん、八十田さん、ウォーリーさん、そしてこの作品に携わるみなさま、、素敵であたたかい時間を本当にありがとうございます!!!! 

 

  それに、そんな心温まるオムニバスな会話劇の間に、ドミノ(舞台は水物ですね)、ダンス(ふぉ〜ゆ〜の本領発揮)、ストンプ(急にお盆始まったの超面白かった!)プロジェクションマッピング(サービスタイムがあるとは聞いていない!!!!)とエンタメ要素も盛り込んであって最っ高にワクワクする作品でした!! もちろん、アカペラも想像をはるかに超える完成度で超素晴らしい!!!! 2時間越え公演なのに休憩がない理由も観てみたら分かった気がします!

 

  個人的にめちゃめちゃ好きだったのは『カウンター』です。別にキラキラした毎日じゃなくても、悩ましいことがあっても、バカなことやって楽しめれば最高の人生だなって思わせてくれました。 まぁ、、本人たちは “楽しみ目的” なわけじゃないっぽいけど...(笑) 

  あとやっぱり『鉄骨』もやたらと胸が熱くなったし、『テッペリン』での近くて遠いラブホに思いを馳せ、悶々とする3人がとっても可愛くて不憫で最高に笑いました...(笑)  オープニング、フロントガラスを拭く日置くんもまじヤバすぎ...(笑) 

 

  ふぉ〜ゆ〜だからこそピタッとはまったこの『年中無休!』、本当に素晴らしくて、幸せな気持ちにさせてくれたこの作品に感謝しかないです!! カテコで辰巳くんが耳に手を当てて客席を煽っていたので、思いっきり感謝の歓声を送らせていただきました!!ありがと〜!!!!  いや、まじ、女があったかいとか違和感なく言えるのってふぉ〜ゆ〜ぐらいだって!

 

 

 

 

The McGowan Trilogy

  先日、世田谷パブリックシアターへ舞台『The McGowan Trilogy』を観に行って参りました。

  率直に言うと、、、難しかったです。  

  1980年代の穏やかではない情勢のアイルランドを舞台に、アイルランド共和軍の殺人マシーンとも言われたヴィクター・マクガワン、そんな男の悲劇の3部作で成る『The McGowan Trilogy』は私にとって難しかったです。

 

 

  やはり今作も文ちゃんこと浜中文一くんの出演ということで観に行ったわけですが、“稽古の入りでは座学でアイルランドの歴史を学んでいる、頭パンクしそうだけど楽しい”(←ニュアンス)と書かれた彼のブログに感化され、私もちょうどその時期はいろんな図書館に行く機会があったこともあって、アイルランドについて書かれた本を読んでみたりしてその興味深い稽古法を真似してみたんです。

  でも、、

  北アイルランドと南アイルランド

  カトリックプロテスタント??

  英国支配??シン・フェイン党??

  IRAIRB

  、、、?????

  未知の単語のオンパレードに難解な言葉の羅列、、もうホントわけわかんない!となってもはや途中でギブアップ...。ひとまずパラパラと目を通す〜、ぐらいにまでハードルを下げて劇場へと向かいました。

  たぶん話は3分の1ぐらいしか理解できていないと思います。 でもそれはそれで私なりにこの作品から受けた印象、感想などを書き残したく思います。(※ネタバレあります)
 

 

 

  私は観劇中この一部、二部、三部は逆の時系列の物語かと思っておりました。

  一部のあの暴力的なヴィクターには、実は自分の正義を貫くために好きだった女の子にさえも手をかけた過去があって、更にその前には、思いが通じ合わなかった母親にも引導を渡した過去もあった。そういった、本当は心の奥で愛していた、愛して欲しいと思っていた女性2人を殺したという過去、そこまで冷酷なことをした過去があるからこそ、もはや自分の正義を証明することになんの障害も躊躇いも罪悪感もなくなったのだった、という話なのかと、、「狂ってしまったものは仕方ない」というとあまりにも雑で思慮浅い言い方ですが、そういうお話なのかと思っていました。

  ただ、あらすじをちゃんと読んだら時系列がしっかりあったのでこれが解釈違いであることは明らかなのですが、一度観ただけの現時点では “過去を遡っている” 方がしっくりきているので、私の中では未だにそのように捉えています。悲観論者なんで。

 

 

  一部は正直なんとも言えないバツの悪さというか気まずさというか心地悪さで観ていました。ヴィクターの本心が見えてこないひねくれたものの言い方、ついていけないユーモア、尖った態度、突発的な暴力性が私にとっては新鮮なものではなかったため、観ていて心のどこかでしらける感じ (演技がということではなく、ヴィクターという男に)。大きくなった今だからバーテンのような戸惑いや恐怖目線ではなく、俯瞰で見られるようになったからなのかも。 (、、、まぁそもそも観客って俯瞰だし...笑)

 

  この作品での思い出は、なんだか微妙に私自身の過去にリンクする部分もあってその分、逆に物語に入り込めなかったのか、私としては本当に珍しく観劇中に一度も涙が込み上げてこなかったことでした。

  史上最弱の涙腺の持ち主である自分は、何を見ても、読んでも、聞いてもすぐにウルッとしがちで、時にそんな自分に引いたりするのですが、、今回二部を観ても、三部を観てもその感情になることはなかったのが面白かったです。完全に私個人の感じ方の話ですが。

 

  特に二部の最後、ヴィクターが一番感情をあらわにするシーンでは、なんて不器用で哀しい男なんだ、、と思っていたら

  「あなたのために流す涙はないけれど・・・哀れんであげるわ、シルバー兄さん・・・」*1

  と、まさにドンピシャな、若かりし頃に読んでいたとある漫画のセリフが脳内に浮かんできたりして。(超余談) 

  まぁそんなことより、、趣里ちゃん演じる女の凛とした様がとても魅力的で、それでも、乱暴な言葉づかいだったり、タバコを吸う行動だったりは生々しくてその場面の恐ろしさを語っているようでした。趣里ちゃんの歌声も本当に素敵でしたね。

  それに、観劇中は距離があったので気づかなかったのですが、パンフレットの “女とヴィクターが抱きしめ合ったシーン” の稽古場写真を観た時に、女の顔のすぐ横にあるヴィクターの胸元にしまった拳銃がなんとも衝撃で、やっぱり女ってヴィクターが惚れるだけの女だなぁと、、なんだか彼女の強さを感じました。

 

  三部は本当に感じたままで受け取って、、と投げかけられたような託されたような。私の中で感じたこと、想像したことはありますが、突拍子も無いので心に留めておきます...(笑) 

  

  この作品、私としては一部はめくるめく衝撃シーンに振り回されて、二部では自然体な事実が彼らのバックグラウンドを素直にうつしてくれて、三部では散らばったそれぞれの感情で想像を巡らせられた、という印象でした。

 

 

  この難解な作品を噛み砕くのに、かなり頼もしい力となってくれたのがやっぱり公演パンフレット!

  というのも、みなさん個々のページのコメントが濃いこと! 作品づくりのアプローチや方法、キャラクターを具体的に話してくれているので稽古の密さも伝わってきます。本当に面白いです。それぞれがしっかりそのキャラクターの人生を落とし込んで、その人として彼ら、彼女、彼に対しているから、しっかり人生が存在する芝居がそこにはあるんだなぁと思いました。そしてそんなお芝居を逆に反映して、私も自分の人生を思い出して考えました。

  演出の小川絵梨子さんは『Take Me Out』の翻訳など、お名前しか知らなかったので今回は作品を観れたことがとても嬉しかったです。超ミーハーなわたしはプロフィールの「アクターズスタジオ大学院演出部を卒業」に食いついてしまうのですが(悲しいかな...)、パンフレットを読んだだけで論理的でもあり感情的でもある、建設的な作品の作り方をされる方なんだろうなぁと想像できて(全然知らないくせに勝手に想像して)すごい方だ!と思っています。

 

  ここでひとつ、パンフレットの中で特に驚いて面白いと思ったところがあったので書かせていただくと、、小柳心さんのページで、“アハーンがクロかシロかは見た方の判断に委ねます” 風なことが書いてあって、私的には「いやいや!どう見たってクロだったじゃん」と思ったのですが、確かに今になって考えるとシロの可能性もなきにしもあらずだなぁ、、と思えて。。

  、、というのもちょうど先週あたり私自身、友人の恋愛相談を受けたのですが、全く浮気なんてしていないしその気もないのに、彼氏がその子と元カレとの浮気を疑ってきて、超論理的な彼氏は疑うに値する(と彼が思っている)ポイントを淡々と述べてきて、彼女がそれらをどんなに説明しても屁理屈で返してきて、更には「そうやって疑われるようなことをするお前が悪い」と責めてくるらしく(.....)、そんな彼に怯えた友人は事態が悪化しないように小さな嘘をついたり、取り繕うような無駄な行動をとってしまい、結果それが裏目に出てどん底に陥っている、、という内容でして、、まさに “シロだったとしても恐怖のせいで自分がグレーに染まりに行っている” 一例だと思ったんです。だからそんな話を聞いたら、もしかしてアハーンも潔白だったのかも、、という可能性も考えるようになったのでした。美人の奥さんとのラブラブ生活という幸せを知ってしまったが故の恐怖かなぁ?(笑) 

 

  ちなみに、、そんな一部ではやっぱりヴィクターとバーテンの二人のシーンが好きでした。アハーンもペンダーもいなくなって、店の中で二人で過ごした数分。 

  「何かしなきゃって思うだろ?」って適切な言葉だなぁって思います。それに絶対ここで彼の人生終わる、、って分かっているんだけど、ヴィクターのふと見せる品位がまやかしの希望を持たせて、、でも絶対そういうところは裏切らないのがやっぱりめっちゃヴィクター・マクガワン。松坂桃李くんも難しい役柄を見事生きていましたね。三部の息子としてのヴィクターもかなり好きでした。

 

  ところで、カーテンコールではお一人、「???」の方がいて一瞬戸惑ったのですが、無線での声のご出演、薄平広樹さんとのことでした。てっきり録音かと思っていたのですが、生バンドならぬ生トランシーバーとのことです!ちゃんと軍服に身を包んでいらっしゃいました。(そりゃそうか)
  

 

 

  そんなマクガワンという男の人生とアイルランド、、やはり全体的に知らない単語、歴史、文化が多すぎて理解が追いつかなかったのですが、パンフレットにはしっかりキーワードの補足があったので開演前にそこだけでも観ておくんだった...!と若干の後悔が。“パンフレットは観劇後” のマイルールも考えものですね。

  それでも谷田歩さんは “お客さんには半分届けばいい” って言ってくれてたし、高橋惠子さんも “何を感じるかは人それぞれ” って言ってくれているから、それはそれでいいんでしょうね。あの時間を有意義に過ごせたのは確かなことだし。 それにしても、高橋惠子さんの “おかしかったら遠慮なく笑ってください” は優しくて素敵だと思いましたね〜!

  それにこの戯曲の作者、シェーマス・スキャンロンさんも、彼のTwitterを見る限りチャーミングな方のようで、この日本での上演を喜び、楽しんでいる様子が伝わってきました。一見シリアスでダークなこの物語は、とてもあたたかくて優しい皆さまで作り上げられているんですね。

  今日明日と有終の美を飾れますよう応援しています。

 

 

 

 

 

 

  

 

  ねぇねぇ、、、文ちゃん、桃李くんに「文さん」って呼ばれてるの??笑

 

 

 

*1:皆川亮二先生作、七月鏡一先生原案協力の漫画『ARMS』より

初日まであと少し

  またひとつ節目を越え、新たなステージでの新章が始まったような気がした私は、昨日、ようやくGR8ESTを開けたのでした。

  それまでずっと開けられずにいた関ジャニ∞ 2枚目のベストアルバム、、ようやくその作品を楽しめたのも、前夜に新録した2曲を披露してくれたことが大きく影響しているように思います。

 

 

  「新たな大きい階段を目の前にして、今まで登ってきたものを見返して思い出に浸る気にはなれない。どうやって登っていくかってことしか考えていない。」という内容のことを大倉くんがラジオで発してくれた時、その表現がすごく分かりやすくて強く印象に残りました。

  そんな言葉どおり、4月からはずっとただ前を向く関ジャニ∞しか我々は見ていなかったわけですが、関ジャムの7人最後の演奏ではそういう姿だけではなくて、横を見た時の、ただその時の彼らの感情を共有させてもらえたことが本当に嬉しかったです。

  亮ちゃんの素直な「さみしい」という言葉で我々の同じ気持ちが救われて、そんな亮ちゃんが「ありがとうございました」と言っているのに亮ちゃんのことを見れないすばるくんが正直すぎて、やっぱりほんとにこの人が好きだわって思いました。eighterって叫んでくれて本当に嬉しかったです。

 

  怒濤の “最後の” ラッシュに打たれまくって結構観ている方も楽ではなかったのだけれども(笑)、やっぱり一緒にお仕事してきたスタッフさんたちも、それぞれちゃんと「ありがとう」と「これからも頑張ろうな!」をあらわしたかったんだろうなーって推測したら、そう思ってもらえるような環境を作ってきた関ジャニ∞ってやっぱりすごいしかっこいい!って思います。そんな彼らにこれからもずっとついて行くし、なにより「まかせておくれよ 何とかするさ」って言ってくれている彼らを頼りにしています!

 

 

  個人的にはすばるくんはこれからもずっと関ジャニ∞の一員だと思っているし、レッドも健在だと思っています。

  そしてこれは紛れも無い事実ですが、渋谷すばるはこれからも一生我々のアイドルです。

 

 

よしっ!

  いろいろあって、ずーっとジメジメしてたんですけど、、、昨日の関ジャニ∞のレンジャーでシャキッとさせられたので、いっちょここいらでケジメようと思います。 

 

 

  私は関ジャムの『ハピネス』と、テレ東音楽祭の『LIFE』を歌っていた章ちゃんの表情が本当に大好きです。「頑張らな」とか「みんなのために」とか「嬉しい」とか、でもちょっぴり「切ない」とか「それでも前を向いて進んでいくんだ」とかとか、、とにかく、いろんな気持ちが感じとれる安田くんの表情が大好きで、観るたびに心を揺さぶられているんです。本当にいい顔してる。

  安田くんには、そういう、観ている人に心を届けられる表現力という武器があると思います。いつもやっていることはできないかもしれないけど、今度のツアー “ヤスくんの今できること” で輝いていてほしく願っております。むしろ今だからできること、気づくこともあるかもしれない。そういうの全部含めて、いつでも今がヤスダ100%!

 

 

  もちろん別の結果になっていたとしても全く異論は無かったし、むしろそちらの選択肢を望んでしまう気持ちも正直あります。どうしたって心配は消せないから。 でも、ヤスくん自身がそう決めて、メンバー、スタッフさんもその気持ちを受けて、一丸となって決意したこのツアーがもうすぐ幕を開けるのならば、我々エイターもそこに込められた思い、パワー、愛を受けまくって、それらをとんでもないほど増幅させて、ドームで巨大なパワースポットを作りたいと思っています!!!

  楽しみだぜ〜!!!!!!!!

 

DAY ZERO のこと

  幾度か『DAY ZERO』を観て、その後映画版も観てみて、、いろいろ考えたりをしているので、今回はそんな個人的な感想を書きたいと思います。とりとめはなく、どうしようもなく長いですすいません。そしてセリフ部分は全てニュアンスです。

 

 

  『DAY ZERO』の舞台は徴兵制が復活したアメリカ。突然召集令状が届いた幼なじみ3人の青年の、出征までの3週間の日々を描いた作品です。

  2007年に同タイトルで米国公開された映画をもとに、上演台本・歌詞:高橋知伽江さん作曲・音楽監督:深沢桂子さんのお二方によって作り上げられたオリジナルのミュージカルの『DAY ZERO』。演奏者はなんとギターの中村康彦さんただお一人というなんとも特異な作品で、吉原光夫さん演出のもと、福田悠太さん上口耕平さん内藤大希さんの3人が幼なじみの青年を演じ、梅田彩佳さん谷口あかりさんがそれぞれヒロイン役をメインに他の役も演じ、西川大貴さんはそれ以上にストーリーに不可欠な多くのキャラクターを演じていらっしゃいました。

  本当に素晴らしい作品で、すでに私の中ではこの先絶対に忘れられない一作となっています。

 

 

  弁護士としてのキャリアや、ようやくガンを克服した妻との家庭、、努力して築いてきた自分の生活を意味のない戦争に奪われるくらいなら卑怯者と呼ばれても構わないとなんとか兵役を免れるために策を講じるジョージ(福ちゃん)。

  移民の両親のもと複雑な家庭に育ち、今では父親は行方知れず、母親をも亡くし、若いうちからタクシードライバーとしてひとり自立して生きているディクソン(上口さん)。そんな彼は “自由” が簡単に手に入るものではないと知っているからこそ自由な生活を守り抜くために、戦争に行って戦うことは当然の義務だと主張。  ただ、、そんな迷いの無かった彼が、そのカウントダウンの日々の中でようやく大切にしたいと思える女性に出会うのが切ないところ。

  そんな対照的な2人とはまた違うのが処女作の大ヒット以降、作品を書けていない小説家のアーロン(内藤さん)。日頃から内にこもりがちな彼はとにかく狼狽えるばかり。でも「戦争なんて絶対無理!」という割に、決して兵役を拒否したり逃れようとするわけでもないのがアーロンらしいところだろうなと感じました。

 

  26歳を過ぎれば召集の条件から外れて不安からも解放されるはずだったのに、不安定な世界情勢と志願者の減少により、年齢の上限が35歳までに引き延ばされたというその世界。34歳の彼らは、まさにギリギリのところで足をすくわれてしまった側の人間なのでした。

  そもそも個人的に一番衝撃だったのは2020年だというその時代設定。 

  一瞬、聞き間違いかな?と思ったものの、そのすぐ後の「この前の東京オリンピックでもテロ対策に莫大な費用がかかったらしいぞ」といったセリフで聞き間違いではないとしっかり念を押されました。  パンフレットやメディアでのあらすじでは “近未来のニューヨーク” などと謳われているものの、具体的な設定は2020年...。いやいや、そんなん明日やん! 

 

 

  作品の印象深いシーンで私がまず一番に語りたいのがディクソンとパトリシアの公園でのシーンです。

  冒頭からずっと続くどこか不均衡なリズムとマイナーな曲調になんとなく心地の悪さを感じていた中で、ふっとギターの音色が明るく変わり、ステージ上の光も明るくなって始まるディクソンとパトリシアのデートシーン。 初見時には、ただ単純に「あぁ、ようやくハッピーなシーンがくるんだ...!助かった〜!」と、お気楽に観ていました。自分の意思とは関係なくもう恋に落ちてしまっているディクソンの表情や、照れ隠しでツンツンしている彼の様子があまりにも可愛くて、、天真爛漫にディクソンに懐くパトリシアも本っ当に微笑ましくて、、ただただキュンキュンしながら観ていたんです。 

  でも、2回目に観た時はまっっったく逆で、あんなにお互いを思い合う二人が最終的には引き離されてしまうつらさを知っているからこそ、そのハッピーなギターのメロディーと、まさに恋が始まったその瞬間の、キラキラした2人の笑顔が切なすぎて正直観ていられなかったです。なので心落ち着くまでは思わず目を閉じてしまいました。 そういうことは初めてだったので今回改めて複数観劇の意義を強く感じました。と言うより、この作品は2回目の方が観劇後の引きずりが重かったです。 

 

  同じように、2回目で感じ方が違ったシーンが、アーロンがカウンセリングを受ける場面。1度目は深く考えずに観ていたのですが、そのリストをきっかけに歯車が狂い始めるアーロンを知った後では、カウンセラーのミスターニシカワの表情がまーーーなんとも胡散臭く見えて。不敵な笑みを浮かべて指を鳴らしたりアーロンの頭をグルグル回したりして、うまく彼を操っているような感じがなんだか信用ならない。。 そもそも「ずっと同じ悩みばかり聞かされてうんざりしている」とか「ようやく新しい悩み(徴兵されたこと)が聞けて嬉しく思うぐらいだ」とか言うあたりがエセい。。映画に出てきたワードに合わせてか、チャチャチャ風な曲調も相まって妖しさ抜群の印象深いシーンでした。

 

  と、ここで言及せずにいられないのが、ミスターニシカワの化け物さ!!! 今回初めましてだったのですが、とにかく私の中では「西川大貴=アメージング!」でございます。  彼の演じた数多い役の中で私が最も好きだったのはゲイバーのお客さんでした。

  ほんとにちょっとした髪型・衣装の変化でまさにその雰囲気を纏って出てきた彼。ジョージのどうしようもない憤りの矛先が彼に向かった時の2人の感情のぶつかり合いが激しくて、観ているこちらもぐっと強張ってしまうほど。

  今までも散々浴びてきたであろう偏見に、プラス、徴兵の際にはそもそも対象とされていないという、存在を無にされていることへの呆れと怒りが激しいほどに込められていて、歌の場面、目の前で膝をついているジョージの背中からその鋭い目線を片時も外さないその様子で彼が心底ジョージを蔑んでいるのが分かり、観ていてなんとも心苦しいほど。(もちろんジョージが)

  もう本当に、、全編通して西川さんはすごかった!!!

  冒頭の登場シーンではこれから始まる苦悩の日々を強く印象付けるかのように、凄みを効かせた目線で客席を見回してきたり、前述のようにカウンセラーでは妖しさを、ゲイの男では呆れと憎しみ、ディーラーは狡猾さ、ポン引きは短絡さ、後輩弁護士では若輩さを、アーロンの幻覚では潜み寄る静かな狂気をバシバシ放ってきて、、、まーーー西川さんの役者力本当にこわすぎ...!

 

  そしてこれまた驚愕だったのが谷口あかりさん。ジョージに支え支えられの奥さまモリーと、ジョージが助けずに見捨てたジェシカ、、その真逆な役を一人で演じる複雑さ!この辺りもこの『DAY ZERO』の面白いところだなぁと思いました。

  モリーの凛とした強さはまさに理想の奥さま像そのまま、そんなしなやかに強い女性からの、、ジョージを含め、自分を苦しめた男たちを一生許すことのできないジェシカへと変わった谷口さん。最初は両方同じ役者さんだとは気づかなかったし、なんならモリージェシカのメロディーが同じだということもパンフレットを読むまで気づきませんでした。(私が鈍感なだけかもですが...。) 

  どこか軽率なジョー(もちろん彼にとっては相当な覚悟の元の行為には違いないものの)を突き刺すようなジェシカの実情の歌も苦しかったです。そしてやっぱり、そういった台詞がしっかり伝わってくる谷口さんの歌声もさすがのキャリアの賜物...!

 

  福ちゃんの演じたジョージはいい家育ちの高学歴、ついた職業は弁護士さんという、“共感” とは程遠い男のようにも見えますが、それでも根本はとても人間くさくて、誰しもがなりうる一面を持っているように感じました。

  目の前で仲間が誰かを苦しめている時、果たして自分は本当にそれを止める勇気があるのだろうか? また、もし自分が徴兵された時、徴兵されていない周りを憎まずにはいられるのか? 実際その立場になってみなければ本当の答えは出ないはず。

  そもそもこれは私の勝手な想像に過ぎないのですが、もともとジョージはLGBTに偏見があるわけではないと思うんです。それでも戦争に行かなければならないという非常事態に、身近な対象へと怒りの矛先を向けてしまったのだと...。 なのであのシーンで私が感じたことは、人の価値観さえ変えてしまう戦争の惨さでした。

  相当の決意で行ったジェシカへの謝罪も、結局はお互いにとってまた新たな深い傷となってしまうのも辛かった。でも、そんな情けなくてみっともなく見えるようなジョージであっても、病気のモリーを心からの愛情で支えたという、その事実で彼という人間を語れればいいのだと思えたことは希望でした。

 

  内藤さんのアーロンに関しては、なんだか1枚の羽根みたいな子だなぁという印象。どこか自信がなくて、まるで静電気のように自分とは違う性質のディクソンに引き寄せられて、その対象がたまにジョージで、たまにカウンセラーで、、フワフワといつも何かに引き寄せられて宙に浮いているようなイメージ。

  だからこそ、彼はやりたいことリストを作るにあたって、一度は自分の意志で、自分の力で飛んでみたくなったのかなぁ、、と思いました。彼にとっての「地平線」って、ちゃんと地に足をつけられる場所、彼の存在するべき場所のことなのかなぁ、、と思ったり。

  とか言って正直、私自身はめっっっちゃアーロンタイプです。やらなければいけないことよりやりたいことに走ってしまうところ、過去の過ちを乗り越えるための行動に出ずいつまでも引きずって生きているところ、そして、物語の結末含め。

 

  梅田さん演じるパトリシアの印象はすっごく日本的に感じました。ディクソンと令状の話題になった時、ディクソン本人に届いたとはつゆにも思わない無垢さ。兄のことがあり他人事ではないと戦争のことを勉強し始めたものの、そうそう予想外のことは自分の身に重ならないと信じている彼女のピュアな部分って、どこか “平和” に浸かっている日本人みたいだなと思いました。

  とは言え、「机上で学んだとしても、じゃあ実際にそれを役立てられるのか?」、、そんなありきたりな批判も飛んできたとしても、そういったところから始めなければ何も進まないんでしょうね。「自分の小さな力では何も変わらないと思っていた」という歌詞って、つまりは「そうじゃない」っていうメッセージですよね。うん。

  ところで物語終盤、パトリシアと会って少し変わったディクソンが見えてハッとした場面がありました。アーロンとジョージの「僕たち悪人じゃないよ。もっと悪いことしている奴はいっぱいいるのに、僕たちが戦場におくられる。どうして?」「それは俺も思っていた。」という言葉に返したディクソンの「でもさ、じゃあ俺たち、何かいいことをしたか?世界のためにいいこと。未来のためになること。」という言葉、、これってきっとパトリシアの「子供達に関わる仕事をしてるのって未来のための仕事って気がする。」からきてるんだろうなぁと思うとグッときましたね。

 

  そんな上口さんのディクソンもたくましいようでどこか繊細で、女性の心を惹きつける魅力的なキャラクターだったと思います。そもそもこの物語、実は真ん中にディクソンあってのものなのでは?というぐらい軸のような存在。ジョージがいつだって彼をヒーローとしていたように、アーロンが唯一全信頼をおいている相手であったように、ディクソン自身も二人に頼られることで自分を存在させていたところが、人間関係の厄介でもあり、強いところを見たように感じます。

  また、最後に父親の気持ちに寄り添えたディクソンのひと言にもなんとも言えない深さがありました。大人になって初めてわかる親の気持ちという部分ももちろんあると思います。でも、それに加えて、自分も出征する立場になってみて初めて分かった部分もあると思うと切なかったですね。

  個人的にすごく好きだったのが、バーで酔っ払ってジョージとその後輩に絡むディクソンのシーンで、面倒だけど熱く語る酔っ払い具合がものすごくリアルで、上口さんという役者さんの実力を見ました。

 

  映画とはまた違った、日本に住む我々に最も響くように考えられた脚本も大好きです! 特に女性陣、モリーの健気さ、パトリシアの無垢さというキャラクターはお見事だと思います。

 なにより「 何もしなかった。明日はただの昨日のつづきだと、今日という1日をぼんやり過ごしていた。だから今日が来た。」という歌詞はまさに過ぎて返す言葉がなかったです。 周りの世界に無関心のまま日々を消化していく生活を考え直すきっかけをもらいました。明日は昨日や今日の積み重ねなんですね、きっと。

 

  感情に寄り添える楽器として選ばれたギターの音色も、ダイレクトに歌い手さんと響き合っていて、その場面その場面をしっかり色付けていました。ヒーローの歌のあと、いい感じのパトリシアとディクソンのBGMがムーディーで最っ高にカッコ良かったです!

 

  そしてやはりみなさんが口を揃えておっしゃっていたセットの凄さ! 大きな転換は無く、舞台上、場所の移動と少しの変化で全く違うシーンを作り上げるアイディアは本当に素晴らしいです!

  個人的に、リスト作りという案をもらったアーロンが、興奮気味にワクワクを表現しながら、ソファーと机をパタンパタンと順にしまうところがナチュラルで可愛くて大好きでした!

 

 

  そして最後に、やっぱり福ちゃんについて。

  事前の雑誌やラジオなどでは、いつもどおりの謙遜福ちゃんで “らしいなぁ〜” なんて思っていたけど、確かに実際劇場に行ってみたら、この錚々たるメンツでそう言うのも当然だよ、、ってなりました。みなさんの実力、本っっっ当にすごかったです!!

  でもだからこそ、その中で必死にもがいてさらけ出して、ジョージとして生きている福ちゃんの姿はリアルでした。 特に忘れられないのは終盤も終盤、去っていくディクソンの背中を見送るジョージの表情。本当にいい顔してた。

  それこそ私は、福ちゃんが雑誌・ラジオで日々奮闘する稽古の話をするたびに辰巳雄大さんばりに興奮していましたよ(笑) がむしゃらに何かに挑戦できる機会ってそうそうあることではないと思うんです。だからそんな貴重な体験をしている福ちゃんがとても羨ましく思いました。吉原さんはじめ、みなさんとの出会いで世界が広がった福ちゃん、、おめでとうございます!!! 

 

  東京公演、無事千秋楽を迎えられましたね。おめでとうございます。

  そしてここからも続く名古屋、大阪のカウントダウンの日々。新鮮でショッキングな彼らの21日間を祈っています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  、、、本当に長くなってしまいました。 が、まだまだほんの一部の感想です。もっと語りたいことは山ほどある。。この『DAY ZERO』は語りきるなんて絶対ムリーーー!!!