5 Starsに魅せられて

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終わる前に...

   先日、今年最後の現場を更新してまいりました。シアタークリエの『DOGFIGHT』で。

 

 

 

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  はい!おかわりしてきましたっっっ! 

  

  とってもとっても美味しかったですっ!!! 

 

 

 

   先週初めての『DOGFIGHT』を観た後、余韻に浸りたい人間の私はサントラばっかり(いや、正確に言うとA.B.C-Zとサントラ半々)聴いていたんです。歌詞を見ながら聴いていると、「あ〜!こんなシーンあったなぁ〜。」とか、逆に「そういうことか!」みたいな発見が多くて、、あとはこの英詞どんな風に訳して歌っていたんだろう??とかが気になって、、とにかくドッグファイト(とA.B.C-Z)のことばかり考えて過ごしていたんです。だからもう一回観たい欲が日に日にマシマシ。

  とはいえこの慌ただしい年末、スケジュール的にも予算的にも結構難しかったのですが、、でもそこで浮かんだのは、あの熱い男の熱い言葉。

 

  (^∀^)「ここは無理するとこだって思ったら無理してこう」*1

 

  そうだそうだ!!えいっ(ポチ) !! 、、、ってな感じでチケットを購入。来月のカードの請求額が怖いす。

  でもこのドッグファイトこそ今行かなければ絶対に後悔する作品だった。また次がある確証はない。今行かなければ今の『DOGFIGHT』はもう観られない。そう思ったら迷いはなかった。

 

  そしてもう一度観ることのできた今となっては、悶々が晴れてそれはもう超最高の気分!!一発抜いてもらった後のフェクターやスティーブンス、そしてバーンスタインみたいに清々しくてハッピーハッピー!!!(笑) 2回目の『DOGFIGHT』、それはもう十分過ぎるほど楽しませていただきました!!!

 

  しかも前回は前列、今回は後列での観劇ということで、全く逆の席から観られたのもこれまた本当に良かったです。初見時、あまりにも近くて(そんなこと慣れていないので)どこを観ていたらいいのか戸惑いもあったのですが、やはり役者さんの表情までしっかり観られるのは素晴らしい機会だなぁと後々気づいたり。うん、観劇中は終始狼狽えてた...。あと前の方だとステージ奥のバンドもうっすらと見えて嬉しかったな!

  一方、後ろに誰もいなかったので小さ〜く、本当に小さ〜く揺れながらノリノリで観劇できた後列も最高でした!舞台全体も見渡せて楽しかったです!ステージ前方のスリービーズと後方の隊員たちのわちゃわちゃ、、ステージ下段のローディ(←ブランジェリーナ的な)の朝と上段のバーンスランドの朝みたいに、同時並行のシーンがより効果的に見ることができました。ダンスシーンも全員が揃っている分、後方で観るのは圧巻だったな。

 

 

  さてさて、まずは初見でちょこちょこ思い違いしていた部分があるなーなんて感じたのでちょっと書いておきたいのですが、、ドッグファイトの本当の目的を知ったローズちゃん、エディに一発かましてパーティ会場をあとにする際、確かになかなかひどい事を言っていた。あまりに低俗なお遊びに頭にきたローズちゃん、「エディ、あなたなんか死ねばいいわ。あなた方みんな戦争で死んでしまえばいいのよ!」(ニュアンス) 的な、かなり過激なことを口にしていた。そりゃ後々謝るか、、なんて思ったり。 

  でも確かに彼らはそれだけのことをしたのよ!

 

  あと「教わり損なっていたとしても俺たちが勝手に学べばいい。」といった感じのセリフ、、エディが言った言葉かと記憶していたけど、タトゥーショップでバーンスタインボーランドに言っていた言葉だった。 

  2回目の観劇ではそのちょっと神妙なシーンでバーンスタインの無邪気な様子にほっこりしたりも。素直で本当にかわいい子だよね、彼は。 

 

  ところで、結構気になってるんだけど、、“最後の夜のファーストデート” で階段を登る際、ローズがつまずいてエディによろめくシーンがあったけどあれって初見の時あったっけな〜??

 

 

  ともあれ、2回目の観劇では前回以上に舞台上のみなさんが楽しそうに演じていたのが印象的でした。日に日に役の上でも、カンパニーとしてもお互いの関係性が強く固くなっているんだろうなぁ〜なんて思ったよ。

  それがあってこその劇中おちょけは本っ当に笑える。フェクターが鼻にティッシュ入れてヒラヒラさせながらしれっと真顔で踊ってるシーンは呆れちゃたわ〜♡(笑) ボーランドも変なとこでテンション高かったしな! 

 

 

  一方、、終盤の緊迫の戦争のシーン、前方で観ていた時はにまさに銃口を向けられているような状況で臨場感が強く、今何が起こっているのか、誰が無事で誰がやられたのかも定かではない混沌の中でいつの間にかみんないなくなってしまったリアルさがあったのだけれども、後方で冷静に観た時、ひとり、またひとりと命が消えていくのがはっきり分かって苦しかったです。

  そんなに戦争をメインに押し出した話ではないとは思うんだけれども、実際、今回の『DOGFIGHT』観劇を通して私は歴史上の、そして今現在も世界中やここ東アジアを取り巻く、平和とはいえない状況に目を向けるようになりました。それはきっとカンパニーの皆さまがバックボーンにそれを確かに持ちつつ、作品としてのエンターテイメント性をより極めてくれたおかげで、そういったことが身近なことだと気づかせてくれたからなんだと思います。確実に中河内さんがパンフレットで言っていた通りの作品になっていると私は思います。

 

 

  そんな『DOGFIGHT』も今日で東京公演を終え、あとは名古屋での一公演を残すのみとなりましたね。まずは東京公演千穐楽おめでとうございます。名古屋で大千穐楽を一緒にむかえたいぐらい大好きな作品に巡り会えましたが、その日私は橋本良亮くんと家入レオちゃんのコンビネーションバッチリなレオ亮の活躍を観に行くので念だけ名古屋に送ります! 

 

 

  んーーー、それにしてもエマちゃんの歌声は綺麗で美しく、時に儚く、時に力強く、そしてソーーーキュートだった!屋良くんの歌も聞いていて心地よく、時にチャラく(笑)、時に苦しくて、、本当に全員の歌が素晴らしすぎたので日本版のサントラがあればいいのになーと思ってしまう。一番最初の『“最後の夜” の前に』の矢田くんの歌声も好きだったなぁ。末澤くんの何言ってるかさっぱりなエスパニョール?も、文ちゃんのエセ病人のクレイジーナンパっぷりもまた聴けたら楽しいだろうなぁ。。私、本当にこの『DOGFIGHT』の全曲が大好きなんですーーー!!! 

 

 

 

 

 また同じ言葉で締めてしまいますが、2017年の最後にこんなにも素敵な作品にめぐり会えて私は本当に幸せです! 

 

 

 

  センキュードッグファイト!!! 

  

 

 

*1:A.B.C-Z 戸塚祥太さんがこの夏のツアーで言っていたファンに向けての応援の仕方へのエール。...好き!!!!!!