5 Starsに魅せられて

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先日のテレビの超個人的感想

  理解の範疇を超える事でもやれと言われたらまずは必死に食らいついていく年上4人と、納得出来ないことをただ言われた通りにやるのが自分の中で許せない橋本くん、 

今回のえびちゃんズーでのA.B.C-Zはそんな印象だった。

  私も若い頃は世間一般の常識に囚われたくないと尖っていたので納得出来ないことには反発もしていた。もちろん今でも自分の芯は曲げない気持ちは大事にしている。ただ、歳を重ね少しだけ経験も増えた今、物事もいろんな視点から見るようになったし、いろんな立場も理解するようになった。
  言いなりになるわけではなく、まずは言われたことをやりきる。そして、やってみた上で「やっぱり違う」とか「最初は無意味だと思ってたけど得たものがあった」とか、各々意見を言うのが仕事のあり方だと、そういう姿勢もかっこいいなと思うようになった。

 

  先週の予告を見た時点で、嫌だなと思った企画だった。あんなA.B.C-Zを見るのか...と。
  実際見始めて、最初こそいい気分はしなかったものの、私もスパルタ部活経験者として思い出すものも多かった。今の時代にそぐわないやり方かもしれないけど、あれと似た私の過去は実際役に立っている。だからあの方法も否定はできない。そこに心を持ってやっているのならば、そこに思いやりを持って指導しているのならばあの方法だって悪ではないと思う。

  一方で、今は時代が違うから橋本くんの気持ちだってよく分かる。確かにあの方法は古いかもしれないし、見慣れない光景に気持ち悪くなったんだと思う。

  ちょっと前までは世間一般の常識は画一的で「これが正解」とされるものがあったからああいう方法が多かったけど、今は考え方や手法が多様化してきたから、どうしてこれをするのか、何のためにこうするのか、きちんと説明することは大切なんだと思う。私自身も「言わなくても分かるよね」で済ませていたことも少なくなかったけれども、若い子と仕事をする中で「見て学んで」「汲み取って」は説明の手間を惜しんでいるこちら側の怠慢なんだとここ数年で考えを改めた。

  橋本くんは納得できないことをただ言われた通りにやることが自分の中で許せないんだろうなって思う。(まじすばるくんと兄弟かよっ!)
  具体策だってただ単純に分からなかっただけなんじゃないかな。純粋に分からないことをダメだダメだ言われるのも納得出来なかったのではないかと 。(一応講師も最後あたりは例をあげてはいたけど)  ただ、あそこで求められていたものは辻褄が合ってなかろうがなんだろうが考えて考えて何かしら発するということだったのかなとも思ったり。 

 

  そんなこんなで最終的に私個人が思うことは、若い橋本くんには成長はしつつもまだ変に丸くならずに、いい意味でA.B.C-Zの刺激でいて欲しいし、年上4人にはそんな橋本くんや後輩たちをうまく導ける大人になっていって欲しいということ。本人たちが痛感している通り、年代問わず、いろんな子たち、いろんな方達と円滑にコミュニケーションが取れるようになって、みんなでいい仕事、楽しい日々を過ごして欲しい。(私、何目線か知らんけど。。笑)
  ツンツンスカしてた私でも、人とのコミュニケーションや意思疎通こそが一番大切な仕事の根本だと気付いたここ数年、、(遅い...) 今とても悪戦苦闘しております。。

  一緒に頑張ろうぜ、A.B.C-Z!!!!!!